参議院選挙は10日夜、開票が行われ、史上最多の6人が争った大分選挙区は自民党新人の古庄玄知さん(64)が初当選しました。現職の足立信也さん(65)は4選を果たせませんでした。
参院選大分選挙区は開票の結果、自民党新人の古庄玄知さんが22万8417票を獲得し、次点の国民民主党現職の足立信也さんに4万5000票余りの差をつけて初当選しました。
6年前の参院選で足立さんに1090票の差で敗れた古庄さんは公明党の推薦を受ける一方、岸田総理ら幹部も相次いで応援入りして与党への支持を固め、県内18全ての市町村で最多の得票となる安定した戦いで勝利しました。
足立さんは今回共産党が候補を擁立するなど野党共闘が実現せず、保守層へも浸透を図ったものの4回目の当選はなりませんでした。