まもなく離日 友達が名残を惜しみサプライズ訪問
長女のカリナさんは日田市内の小学校に通い、日本語も上達。12日は一足早い卒業証書を授与され、友達からたくさんの手紙を受け取りました。

Q:ウクライナ語で書いてくれたの?
(長女・カリナさん)「うん、これも日本語とウクライナ語」

Q:もらってどう思った?
(長女・カリナさん)「めっちゃうれしい」
取材中なにかに気づいたカリナさん。友達がサプライズで自宅の前に集まっていました。
(友達)「めっちゃ泣きそう。さみしいね」
Q:来てくれてどうですか?
(長女・カリナさん)「楽しい…さみしいし楽しい」

避難した日本でも半分闘いながら暮らしていた
受け入れの準備から現在まで、避難生活を支援してきたNPO法人リエラの松永鎌矢代表理事。今回の帰国は手放しで喜べる状況ではないと感じています。
(NPO法人「リエラ」・松永鎌矢代表理事)「向こうで戦争をやっていて、こっちでも戦争ではないけど半分闘いながら暮らしていた。がんばってねと言ってお酒を飲もうかなと思ったんですけど、なかなかそういう状況ではない」
戦火の続く中、あえて帰国する苦渋の決断。その背景には家族の存在がありました。