与野党一騎打ちとなった参議院大分選挙区補選。両陣営が死力を尽くした大接戦を制したのは自民党・新人の白坂亜紀さんでした。

開票の結果、白坂亜紀さんが19万6122票を獲得。立憲民主党・前職の吉田忠智さんにわずか341票差で競り勝ち、初当選しました。

白坂さんは24日未明、当選が決まると大分市内で集まった支援者と喜びを分かち合い国政への抱負を語りました。

(白坂亜紀さん)「握手をしていただいた手の温かさ熱さ思いをこの手にしっかり受け止めています。この熱を必ず白坂亜紀の形にしていきます。全身全霊で日本のため大分のために頑張ってまいります」

一方、総投票数のわずか0.085%及ばなかった吉田さん。大分選挙区で野党の議席を守りきれなかった悔やまれる結果に責任を感じていました。

(吉田さん)「大変申し訳ない結果になりました。不徳の致すところでございます誠に申し訳ありませんでした」

一方、今回の投票率は42.48パーセントと国政選挙として過去最低を記録。大分市の投票率は33.24パーセントと3人に2人が投票しませんでした。