大分県宇佐市内の中学校2校で、給食に賞味期限が3か月以上過ぎたパンが提供され、生徒と教員の計110人が食べていたことがわかりました。
提供されたのは、宇佐市立北部中学校と西部中学校です。
市によりますと、10日に給食を食べ終わった生徒がパンの袋に表示されていた賞味期限に気づき、判明しました。パンは2校で計120人分提供され、賞味期限はいずれも6月5日でした。このうち、生徒と教員あわせて110人が食べましたが、現時点で体調不良を訴える人はいません。
パンは9月3日に業者から給食センターに納品され、9日に解凍されていたということです。
市は業者から事情を聴き、賞味期限切れのパンを提供した経緯について調査を進めています。