8月13日、千葉県を襲った記録的豪雨で浮き彫りとなったのは、道路冠水時の運転です。専門家は「ドライバーには命を守る正しい行動を知ってほしい」と警鐘を鳴らします。

千葉県内では大雨による道路の冠水で車の立ち往生が相次ぎ、放置車両は一時2700台にのぼりました。

車のトラブルに対応するJAF大分支部では、「車高が比較的高いSUVでも水深60センチの場所を走行するとわずか10メートルで動かなくなるなど、冠水時の運転は特に注意が必要だ」と注意を呼びかけます。

(JAF大分支部推進課 今富詠季さん)「マフラーの高さまで水位が上がってきてしまうと、マフラーが水で塞がれて、排気ガスが出なくなることがあり、車が止まる可能性があります。対向車の走行でさらに水位が上がるケースもあり、エンジンルームの中に水が入ってしまうことにも注意が必要です」

さらに、夜間に大雨となった場合は道路状況がわかりにくく、気付かない間に冠水場所へ入っていることもあるため、より慎重な運転が必要になります。

(JAF大分支部推進課 今富詠季さん)「冠水している場所に来てしまったという状況では、迂回をしたり引き返すことが一番良いです」

このほか、万一車が浸水した場合は、ドアが開かなくなる前に速やかに避難する必要があるため、JAF大分支部では、「窓を破って脱出できるよう、ハンマーを常備しておくことも考えてほしい」と呼びかけています。