■次なる一手は人材育成 大手メーカー出身者を校長に採用

村ではこれまでにRuby開発を含めて、3つの企業や団体を誘致。また、姫島進出をお試しできる施設も整備していて、藤本昭夫村長はIT産業を集積することで、人口の増加につなげていく考えだ。

「人を増やすにはIT企業を呼び込んで社員を増やしてもらう。今はITの技術者が不足しているという話も聞いているので、村から技術者が増えるような形にしていきたい」(藤本昭夫村長)

姫島村 藤本昭夫村長


その技術者を育むために欠かせない教育現場…。4月1日、姫島小学校に民間校長として大手電気機器メーカーに勤務していた矢部英明さんを採用した。矢部さんはIT部門の本部長を務めていた経歴をもつ逸材。校長に就任してからは子どもたちの情報発信能力の向上がさらなる学びにつながると考えている。

「ITを道具として自分たちがやった学びや研究を外に発信する。姫島の子どもが全国の子どもとつながって会話ができるようしたい」(姫島小学校・矢部英明校長)

姫島小学校・矢部英明校長


産業面の大きな実績と新たな教育人材を手にした姫島村。5年目を迎えるITアイランド構想がさらに前進しそうだ。