歩道では「強者」に
特に東京などの都市部では、自転車による歩道での危険な走行が日常化している。自転車関連の事故はこの10年で6倍に増加しており、自動車との事故でも4分の3は自転車側に違反があるとされる。
近年は電動アシスト自転車の普及により、スピードが出やすく、子どもの2人同乗や、重量のあるモデルも増えた。車道では「弱者」であった自転車が歩道では「強者」になる。歩行者の間を猛スピードで縫うように走るケースが後を絶たず、「これは完全に法律違反」と加藤氏は語る。
道路に面した店舗のドアを開けた瞬間に自転車と衝突しそうになるなど、歩行者にとって極めて危険な状況は増すばかりだ。自転車の無謀走行は車道にも及び、赤信号を避けるために都合よく横断歩道を利用したり、車道を逆走したりする。タクシーの運転手からも「危険だ」という声をよく聞くという。






















