全国の高校生を対象にしたエッセイのコンテストで、大分県別府市に住むスリランカ出身の女子生徒が金賞に選ばれ、賞状が贈られました。
金賞を受賞したのは、別府翔青高校3年のイーシャ・ミノリさん(19)です。

イーシャさんは、大阪経済大学が主催する「全国高校生エッセイコンテスト」で、およそ3万点の応募作品の中から上位12人に選ばれ、金賞を受賞しました。17日、大学関係者が高校を訪れ、イーシャさんの受賞を祝福しました。

イーシャさんは、母国スリランカの自宅の庭に咲くジャスミンを題材に、学校の帰り道で見つけた懐かしい故郷の香りに思いを馳せる様子を表現した点が高く評価されました。
(審査員)「独特の表現だとか、ピッチャ(スリランカ語の『ジャスミン』)とジャスミンの使い分けが巧みにされている点がすごく良かった」
(別府翔青高校3年・イーシャ・ミノリさん)「自分が言いたい事をうまく伝えられたかどうか難しかったですが、日本語でもっと自分を表現できるように、これからもエッセイを書きたいです」
大学によりますと、県内の高校生が金賞を受賞するのは今回で3人目だということです。



















