アメリカのトランプ大統領が「くら寿司」のアメリカ子会社の株式を、少なくとも1億6000万円分取得していたことがわかりました。

アメリカ政府倫理局が公開した資料によりますと、トランプ大統領は今年1月から3月までの間に「くら寿司USA」の株式を取得していて、取得額は100万ドル=およそ1億6000万円から500万ドル=およそ8億円の範囲でした。

トランプ氏はほかにも半導体大手「エヌビディア」、航空機大手「ボーイング」、IT大手「オラクル」など幅広い株式を大量に購入したほか、連日、売却も行っています。

3か月間の株式の売買件数はあわせて3700件を超えていて、平均すると1日あたり40件以上、取引していたことになります。

アメリカでは現職の大統領が株式を売買することは禁止されていませんが、これほど大量の取引を行うのは極めて異例です。

トランプ氏に対しては公務を通じて私的な利益を得ているという指摘が出ていますが、ブルームバーグ通信は開示された株式の取引について、ホワイトハウスが「利益相反は存在しない」とコメントしたと伝えています。