大分県佐伯市の高校生が、元関脇・嘉風が率いる中村部屋に入門することになり、親方が21日高校を訪れて激励しました。
佐伯豊南高校を訪れたのは、地元佐伯市出身で元関脇・嘉風の中村親方です。高校では、相撲部の3年生・武田琉斗さんと、緒方惇斗さんの入門が決まりました。中村親方にとっては初の新弟子で、佐伯豊南からは初の角界入りとなります。

(中村親方)「部屋としても初めての新弟子で、しかも私の地元の大分県佐伯市から入門するということで二重の喜びです」
武田さんは、170センチ・150キロの体格を生かして九州大会まで進みました。緒方さんは、力士の髪結いや生活をサポートする床山として入門します。
(新弟子・武田琉斗さん)「得意の押し相撲をいかして関取を目指して頑張ります」
(床山・緒方惇斗さん)「いつか武田の髪をちょんまげにしたいです」
中村部屋は九州場所に向けて佐賀で合宿をしていて、2人は22日から合流します。