大分県臼杵市の医療機関で、インフルエンザの予防接種を受けに来た10代の女性に、誤って新型コロナワクチンを接種したことがわかりました。

臼杵市によりますと12月3日、10代の女性がインフルエンザの予防接種を受けるため、保護者と市内の医療機関を訪れました。その際、看護師が誤って新型コロナのオミクロン株対応ワクチンを用意し、医師が最終的な確認を怠ったため女性に新型コロナワクチンを接種したということです。接種後、すぐに医師が間違いに気づき、その場で保護者らに説明しました。

女性は5日まで頭痛の症状がありましたが、現在は回復しているということです。臼杵市は医療機関に対し再発防止を指導するとともに、インフルエンザと新型コロナのワクチン接種を行う市内全ての医療機関に対策の徹底を求める文書を通知しました。