県警察本部交通部の後藤和樹部長は「本年の死者数は29人となり、昨年1年間の死者数を超える厳しい状況となっている」と述べました。

県警によりますと、大分県内の交通事故による死者数は10日時点で29人となり、すでに去年1年間を1人上回っています。

亡くなった29人のうち歩行者が10人で3分の1を占めています。また、全体のおよそ6割にあたる19人が65歳以上の高齢者でした。

10日の定例会見で県警は、事故が増加する冬に向けてパトロールを強化し、「早めのライトの点灯やハイビームの活用」を呼びかけていく方針を示しました。