マイル&無料レンタカー、家賃3万円でフル装備

2人が惹かれた最大の理由は、日本航空のJALマイレージ。今回の2地域居住プロジェクトでは、1か月居住すると東京・大阪間の4往復相当のマイルを玖珠町が負担。2人は期間中に3往復できたといいます。日本航空では、こうしたマイルを活用した2地域居住の取り組みを全国の自治体と進めていて、玖珠町が全国初の事例となります。

日本航空大分支店 高田智美さん:
「玖珠町は廃校を活用したサテライトオフィスの誘致など積極的に行っていて、テレワークの土壌が整っています。そうした点から一緒に2地域居住を展開していきたいと思いました」

滞在中の居住場所は、空き家となっていた2種類(3LDKと4DK)の住宅が用意されています。エアコンや冷蔵庫といった家電、ネット環境も完備されていて、家賃・光熱費・水道料金込みで月額3万円という破格の安さで提供します。

さらにレンタカーも無料で利用できます。この手厚い補助もあって、今年度は吉田夫妻のほか3組が事業に参加予定です。