大分市内の鶏料理店でレバ刺しやたたきを食べた客が下痢や腹痛を発症し、カンピロバクター菌が検出されたことから、保健所が2日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは、大分市政所の「とり善大在店」で、24日から2日間の営業停止命令を受けました。

大分市保健所によりますと、9月14日に店で提供された鶏料理を食べた20代の男女3人が下痢や腹痛などを発症し、このうち2人から原因菌のカンピロバクター・ジェジュニが検出されました。

店では加熱用の鶏肉がレバ刺しやたたきとして提供されていたということです。カンピロバクター食中毒は鶏肉の加熱不足などによって発生することから、保健所は店に対し、営業停止命令とともに、十分な加熱や調理場内の消毒の徹底を指導しました。