奈良県の東大寺で4年に1度行われる大しめ縄の張り替えを前に、大分県宇佐市の小学生がしめ縄の材料となる稲わら作りに挑戦しました

この取り組みは奈良時代の大仏建立から続く宇佐神宮と東大寺のつながりを受け、地元のNPO法人が12年前から行っているものです。

5日は宇佐市安心院町の津房小学校の4年生から6年生まで11人が参加。学校の近くにある田んぼで自分たちが植えたおよそ200キロの稲を手作業で刈り取りました。稲は2週間ほど乾燥させ稲わらにしたあと、奈良県に送られ国宝・転害門に掛けられる大しめ縄の材料の一部として使われます。

(児童)「友達とたくさん稲を刈れて良かったです」「みんなで協力していっぱい稲刈りができたから良いなと思いました」

津房小学校の児童は9月23日に東大寺を訪れ、大しめ縄の掛け替えも体験します。