交通事故で子どもを亡くした交通指導員の男性が、交通安全を願うのぼり旗を26日大分県別府市に寄贈しました。
竹山武志さんは9年前、当時4歳だった三男を交通事故で亡くしました。26日別府警察署で行われた贈呈式で、竹山さんは自身の経験を語り、交通事故を無くしたいという思いを込めて、のぼり旗510本を県交通安全協会と別府市に贈りました。

竹山さんは事故のあと交通指導員として通学路に立ち続け、ドライバーや地域住民に交通安全を呼びかける活動を続けています。
(沓里KAZUSATO交通事故ゼロを目指す会・竹山武志さん)「ちょっとした過ちによって、多くの人の生活を崩してしまうことを知って頂いて、少しでも意識を高めて頂ければ幸いに思います」

(県交通安全協会別府支部・大鍛冶光子副支部長)「どこからでも絶対に目立つようにして交通事故にならないようにお手伝いを出来れば良いかなと思います」
寄贈されたのぼり旗は別府市内の小中学校に配布され、子どもたちの通学路の安全を見守るために活用されます。