大学進学を希望する大分県内の高校2年生を対象に、県教委が初めてオンラインを活用した夏休みの特別授業を実施しました。
県教委は最新技術を活用した遠隔教育に力を入れていて、すべての高校で質の高い教育を受けられるよう今年4月、大分市に配信センターを開設しました。
センターを拠点にしたリモート形式の夏休み特別授業が、4日初めて実施され、23の県立高校で学ぶ進学希望の2年生およそ300人が受講しました。

授業は志望校のレベルごとに2つのクラスに分かれ、数学と英語の2教科で行われ、センターの教諭がネットを通じて配布した課題について解答を説明しました。
(県遠隔教育配信センター釘宮隆之次長)「どの地域に住んでいたとしてもしっかり学びが保障できる環境を整えていきたい」
この特別授業は8月8日まで行われ、県教委は今後、冬休みや春休みにも実施したいとしています。