成長とともにすぐに着られなくなってしまう子供服を、次に必要な人へつなぐ「お譲り会」が大分市で開かれ、多くの保護者でにぎわいました。
この無料の「お譲り会」は、およそ1400人が参加する母親グループ「大分のママ集まれ!」が主催する人気企画で、今回が4回めの開催です。
会場には子供服やおもちゃなど、およそ3500点がサイズや用途ごとに並び、訪れた保護者たちが子どもに似合うものを品定めしていました。

(訪れた人)「ちょっと大きめの服で、来年の夏に着れるものやきれいなものがたくさんありました」「今年の冬、初めて80センチを着るので、冬用のモフモフした服があって助かりました」「三つ子なのでいろいろ物を買うのにも結構かかるので、靴下3点いただきました」
会場に並ぶ子供用品はすべてママたちから寄せられたもので、「お譲り会」の場が好循環を生み出しています。

(大分のママ集まれ!・安田あさみ代表)「思い出が詰まった洋服をまた誰かに使ってもらうことがうれしいというお母さんたちも多いです。物の循環、そしてそこで人のつながりが生まれていると感じている」
主催者は、このリサイクルを通じて母親同志のつながりを作り、孤独の解消などにもつなげたいと話しています。



















