値上げされた食品の数は7月も2000品目を超え、去年の5倍に増加しました。家計を直撃する歯止めのかからない物価高。大分選挙区に立候補している各候補者は、どのような対策を訴えているのでしょうか。
大分選挙区に立候補しているのは届け出順に、
白坂亜紀氏(58)=自民・現
野中しんすけ氏(38)=参政・新
安倍正雄氏(46)=諸派・新
二宮大造氏(54)=諸派・新
吉田忠智氏(69)=立憲・元

白坂候補:
「地域クーポン券を発行するということですね。現金給付だとやっぱり貯金に回す方も多いと思うんですね。生活必需品に使えるクーポン券をおひとり10万から20万くらいお渡しする。地域クーポン券はその地域で使うしかありませんので、地域経済も活性化させるということで一番の物価高対策ではないかなと思っております」

吉田候補:
「今年の春闘では大幅な賃金引き上げが実現しましたが、物価高にはまだ追いついていません。食料品の消費税ゼロ、ガソリンの制度の見直しなどを進めて家計を助けてまいります」

野中候補:
「減税を訴えたいと思います。今与党が訴えているような給付というものは税金を取りすぎた分を2万円給付ということを言っていますけど、そうではなくて取りすぎたのであれば、最初から取らないということで、減税をしていくことを訴えたいと思います」

二宮候補:
「国民全員に毎月一律10万円を支給するベーシックインカム導入を目指します。まさに経済がまわるように景気も良くなり、30年間衰退してきた日本が再び発展していくと考えています」

安倍候補:
「私たち日本誠真会では消費税は0パーセント。とにかく内需が弱い。インバウンドっていうのもそれはそれで結構ですけど、それよりは国内の経済をしっかりと立て直す必要がありますから、それで進めるべきだと思います」