参院選についてJNNでは6日まで2日間、インターネットで調査を実施しました。OBS独自の取材を加味した大分選挙区の序盤情勢は吉田さんが先行し、白坂さんが追う展開となっています。

この調査では県内の有権者931人から回答を得ました。石破内閣については「支持する」が20パーセント。「支持しない」が56パーセントでした。また投票について「期日前投票をした」「必ず行く」をあわせると61パーセントとなります。

大分選挙区に立候補しているのは次の5人です。

事実上の野党統一候補の吉田さんが先行し、自民党公認・公明党推薦の白坂さんが追う展開となっています。

吉田さんは立憲支持層の7割、社民を8割固めています。共闘する共産や国民では取りこぼしがみられる一方で、無党派層の支持を広げています。年代別では特に50代以上で広がりを見せています。

白坂さんは自公支持層の半数近くを固めています。また維新や参政の一部が流れ込んでいます。年代別で比較すると30代から60代まで幅広い世代で支持があり、特に70歳以上が厚くなっています。

地域別でみると吉田さんは大分市や別府市でややリード、県南部や北部の一部で先行しています。白坂さんは県西部で先行し由布市などでわずかにリードしています。野中さんは3番手につけて支持を広げています。参政支持層の8割を固めたほか、国民や維新、自民にも浸透しつつあります。年代別では30代と40代で支持が広がっています。

安倍さんと二宮さんは厳しい戦いとなっています。今回の調査では4割を超える人が「まだ投票先を決めていない」と答えていて今後、情勢が大きく変わる可能性があります。