本番まであと1か月ほどとなり、練習にも力が入ります。

そばの生地作りをする「水回し」と「練り」。生地をのばす「のし」。仕上げの「切り」の工程を3人1組で行います。
「水回し」と「練り」を担当するのは徳永さん。粉の様子を見ながら、少しずつ丁寧に水分を浸透させていきます。緊張感が漂う中、集中を切らさず、より良いものに仕上げていきました。
チームワークを発揮し、無事に40分の制限時間内におさめることができました。

キャプテン早田義明さん:「終わりました」
講師:「38分25秒です。お疲れさまでした」
徳永さん:
「審査員からみて完璧に近い形のそばを打ちたいと思っています。楽しくっていうのを一番においてやっていきたいと思います」
キャプテン早田義明さん:
「磨いてきたものの集大成を出し切る場だと思っているので、本当に悔いなくやりきりたいなと思います。今までで一番良い記録が6位なんです。そこを超えたいっていうのが一番強い思いです」
そばに魅了され、そば打ち甲子園に臨む高校生たち。先輩が残した全国6位、そしてその先の頂点を目指し、最後の夏にかける挑戦が大詰めを迎えています。