バイク停車中に起きた悲劇から3年。友人を失い、自身も被害に遭った男性が、警察の新たな捜査方針を受け、いまの心境を語った。
友人の死から3年…
「この3年間は本当にあっという間でした。自分の人生の中でも、これからの生き方を決めていく上での一番重要なターニングポイントと言っても過言ではないぐらいです」

2022年6月29日、大分県別府市の県道で、停車中のバイク2台に八田與一容疑者(28)運転の軽乗用車が追突。当時19歳の男子大学生が亡くなり、当時20歳だった彼自身も負傷した。
生存した男性は、事故の衝撃だけでなく、親友を失った悲しみ、逃亡を続ける八田容疑者への怒りを抱えながら3年間を過ごしてきた。
「友人が亡くなってから、自分自身も背負うものもできたし、変わらなければならないと思うようになりました。前を向いて一歩ずつ、しっかり歩いていかないといけないと思っています」