広瀬知事が不出馬を表明した2023年春の知事選挙。2019年の参議院議員選挙で初当選した安達澄さんが出馬する方向で最終調整していることががわかりました。

安達澄さんは別府市出身の52歳で、2019年に行われた参議院選挙の大分選挙区に無所属で出馬し、連合大分の推薦を得て初当選を果たしました。

現在は1期目を務めていて、参議院の財政金融委員会に所属しています。

関係者によりますと、安達さんは県知事選に出馬する意向を固めていて、すでに複数の関係者に伝えているということです。

取材に対し安達さんは「支援者や関係団体の声を聞いた上で最終的に決断したい」と答えました。

2023年春の県知事選挙をめぐっては現職の広瀬知事が今期限りでの引退を表明しこれまでに立候補を正式に表明した人はいません。安達さんが県知事選に出馬する場合は参議院議員を辞職することになります。