大分県立爽風館高校の佐藤太晴さん(18)が、難関と言われる三大国家資格の一つ公認会計士の一次試験に合格しました。
3月1日、大分市にある県立爽風館高校で行われた卒業式。定時制普通科に通っていた佐藤太晴さんは卒業証書を受け取り、決意を新たにしていました。

佐藤太晴さん:
「爽風館の友達はキャラが濃く、独特の違う良さがあり、一緒に学校生活を送ることができ、おもしろかったです。やっと終わったなという感じですが、めっちゃ充実してて本当によかったですし、これからの大学生活が楽しみです」
(佐藤さんの同級生)「まじめで勉強もできて、みんなを引っ張ってくれるリーダー的な存在です」
佐藤さんは、去年12月に行われた公認会計士の一次試験「短答式」に合格。1万2000人以上が受験し、合格率およそ11%の狭き門を突破しました。学校によりますと、現役の高校生が合格するのは珍しく、大分県内では初めての快挙だということです。
佐藤太晴さん:
「これが公認会計士の合格通知書です。最初はネットで見たけど、見間違いじゃなかったともらったときに思いました」
医師や司法と並ぶ三大難関国家資格の公認会計士。監査や会計の専門知識をいかして企業の財務状況の信頼性を保証することで、経済活動の基盤を支える役割を担っています。

佐藤太晴さん:
「先に自分は簿記から入ったので、簿記をやってたらその先に公認会計士があったので突き詰めてやろうと感じでした」