感染性胃腸炎の患者が大分県内でさらに増加しています。

県のまとめによりますと、3月2日までの1週間、県内36の医療機関に報告された感染性胃腸炎の患者数は836人で、前の週から79人増えました。

1医療機関あたりの患者数は23.22人で、警報基準値の20人を超え、2018年12月以来の警報が発表された先週からさらに拡大しています。

保健所別では、大分市と別府市などの東部が警報レベルの20人を上回り、北部や中部、西部でも10人を超えています。

県はノロウイルスは感染力が強く、アルコール消毒が効きにくいとして、石けんによる十分な手洗いなど対策を呼びかけています。