大分市で2022年時速194キロで走行し死亡事故を起こした男に対し、遺族が「危険運転致死罪」の適用を求めて集めた署名を11日大分地検に提出しました。
起訴内容の変更を求める署名を提出したのは、2022年2月の事故で亡くなった小柳憲さん(当時50歳)の母親と2人の姉です。
起訴状などによると2022年2月、大分市大在の交差点で当時19歳の被告の男が時速およそ194キロで運転する乗用車が、右折していた小柳さんの車と衝突し、小柳さんは死亡しました。


この事故をめぐり、大分地検は7月、男に対して最長で懲役20年となる「危険運転致死罪」の適用を見送り、懲役7年以下の「過失運転致死の罪」で起訴しました。
これに対し、遺族は「危険運転致死罪」へ起訴内容の変更を求める署名活動を9月から始めて、全国から2万2141人分の署名が集まっていました。