大分県中津市の無人販売店で25日未明、万引きの被害が発生し、犯行の一部始終を防犯カメラが捉えていました。

万引きの被害にあったのは中津市で食品を扱う24時間営業の無人販売店です。25日、午前2時半過ぎに店にきた男はニット帽を深く被ってメガネとマスクを着用し、指紋を警戒しているのか手袋もつけています。

無人販売店(中津市)

そして、商品を次々にカゴに入れ、セルフレジへ向かいました。

(おにく本舗・オーナー)「セルフレジをしないまま持って帰ったという被害になります」

5分の滞在時間でおよそ7000円分の商品を万引きした男は、足早に店を立ち去りました。

店では対策として防犯カメラを8つ設置していますが、2年にわたり毎月10万円以上の被害が続いていて、オーナーは憤りを感じています。

(おにく本舗・オーナー)「ちょっと許せない気持ちですね。スタッフみんな商品の選定から入って、買出しに行っているスタッフもいる。お店の苦労も分かってもらえたら」

オーナーは今回の事件について警察に相談して、防犯カメラの映像を提出したということです。