大分県日出町の中学生と小学生の姉妹が、10月に開催される女子相撲の全日本大会に出場します。2人はこれまで全国優勝した経験があり、姉妹での日本一を目指しています。
日出中学3年の黒岩由莉香さん(14)は、別府実相寺相撲クラブに所属。小学4年生のときに全日本大会を制しました。

黒岩由莉香さん:
「小学校1年生の頃、相撲好きのパパから『わんぱく相撲に出てみらんか?』と言われ、3位になってしまって…ちょっと楽しいなと思ったのがきっかけです」
姉の背中を追いかける小学6年の香莉奈さん(11)も全国屈指の実力者です。去年の全日本大会で優勝し、今年は姉とともに九州大会で連覇を果たしています。

妹・香莉奈さん:
「足をかけたり、技が決まったりしたときは気持ちよかった」
母・真紀さん:
「最初は砂遊びをしていて、わいわい頑張って練習をしていました。その後、本人たちが高みを目指してくれたので、親としては見守っているだけです」
由莉香さんの持ち味は力強さ。得意の寄り切りは大人顔負けのパワーです。
コーチ・伊藤嘉彦さん:
「ぶつかり稽古で私の体が赤くなるほどのパワーです。高校生以上の力を持っていると思います」