真夏の屋外で約6時間…
女性は熱中症の疑いがあり、病院に運ばれましたが、命に別状はありませんでした。
警察によりますと、保護された女性は別府市在住の80代で、毎朝午前6時から散歩するのが日課でした。1時間後にいつも帰宅することを知っていた近所の人が、この日家に戻って来ないとして警察に連絡し、捜索が行われていました。
女性が発見された場所は、自宅から約8キロ離れた場所で、道に迷ったため、歩道に座り込んでいたとみられます。
外出から屋外で約6時間も経っていて、非常に危険な状況であり、警察は適切で迅速な措置に尽力したとして、荒金さんに対し感謝状を贈りました。
荒金さん:
「女性が助かったことは正直ほっとしましたし、助かってよかった。駆けつけた救急隊員から女性の脈が速かったと聞いていたので気になっていました」

「会社で安全教育を受けていて、熱中症対策や事故が起きた時の危機管理を勉強しているので、迅速な対応ができたと思います」
「熱中症でじっとしている人に『大丈夫ですか?』と問いかけても『大丈夫です』と言ってしまうんですね。座っているとか、飲み水を持っていないとか、気温が高いとか、客観的な状況を判断して、適切に対応することが大切と思います」