最終日を迎えた北部九州インターハイ。大分県別府市のプールにパリオリンピックの銀メダリストが登場しました。
体勢や入水時の美しさを競う男子高飛込には22人が出場しました。このうち兵庫・須磨学園3年の玉井陸斗選手はパリオリンピックのこの競技で日本史上初の銀メダルを獲得。
玉井は別府のプールでも圧巻の試技。高得点を連発し会場の注目を集めます。

(観客)「さすが銀メダリストだと感じた」「すごく水を切っていて、すごいオリンピック選手を生で見れるのがうれしい」
銀メダリストの実力を披露した玉井は2位に大差をつけて堂々の優勝です。
(玉井陸斗)「疲れてくるような場面でも自分らしい演技ができていた印象だった。みんなと高めあったメダルなので重みを感じている」
一方、地元出場となった別府翔青3年の池辺寛人は最終回に得点を伸ばすことができず5位入賞。表彰台は逃しましたが、全国の舞台で好成績を上げました。
(池辺寛人)「プレッシャーもあったが、試合を楽しみながらできたのでいい経験になったと思う」
多くの競技で県勢が躍動した北部九州インターハイは20日で全ての日程が終了しました。