大分市の小中学校でコロナ禍前のように県外を巡る修学旅行が3年ぶりに再開することが決まりました。感染状況の先行きが見通せないなか、9月から学校生活の一大イベントが復活します。
新型コロナの影響で、大分市では小中学校の修学旅行先が県内に制限され、2020年度は日帰り、昨年度は1泊といずれも期間を短縮していました。今年度については小学校が9月から12月の間に1泊2日で長崎・熊本方面へ。中学校は11月から12月にかけて2泊3日で関西方面の行程が予定されています。行き先・実施期間ともにコロナ禍前と同じで、3年ぶりの通常実施となります。
市教委は行動制限がないほか、市のイベントも開催されるようになっているためと説明しています。一方、本人や保護者に不安がある場合は不参加も認めるなど柔軟に対応する方針です。