大分県内で24日、新たに2844人の新型コロナ感染が発表され、1日の陽性者としては過去3番目の多さです。

感染が確認された2844人の年代別では40代が464人と最も多く、次いで30代が406人など幅広い世代に感染者が出ています。

居住地別では大分市1390人、別府市371人、日出町57人、杵築市38人、国東市23人、姫島村3人、臼杵市58人、津久見市49人、由布市86人、佐伯市106人、豊後大野市96人、竹田市20人、日田市93人、玖珠町21人、九重町9人、中津市210人、宇佐市135人、豊後高田市39人、県外40人となっています。

新たなクラスターは大分市や別府市の高齢者施設など8か所で発生、80歳以上の4人の死亡も発表されました。

一方、ひっ迫する発熱外来の負担を軽減するため、大分県は24日から新型コロナの症状がある12歳から40歳未満を対象に抗原検査キットの無料配布を始めました。県が24日開設した「抗原検査キット配送・陽性者登録センター」では希望者が県のホームページにある専用フォームから申し込むと2日程度で自宅に検査キットが届きます。

また、急ぎの場合はおよそ130の医療機関でも直接キットを受け取ることが可能で随時、県のホームページに掲載されます。陽性だった場合は陽性者登録センターに自分で申請し医師が検査結果を確認したうえで保健所に届け出る仕組みとなっています。「抗原検査キット配送・陽性者登録センター」は9月30日まで開設されます。