県警の警察署長会議が14日、大分市で開かれ、種田英明県警本部長がSNS型投資・ロマンス詐欺などの対策を強化するよう訓示しました。
14日、開かれた警察署長会議には、県内15警察署の署長や、県警本部の幹部ら34人が出席しました。
この中で、種田本部長は刑法犯認知件数や、交通事故による死者数が前年を上回っている現状に触れ、「過去最少を目指してほしい」と訓示しました。
また、県内ではSNSを使った投資・ロマンス詐欺の被害が、5月末までに115件確認され、被害総額は7億7000万円にのぼっています。
種田本部長は「水際対策が難しいことから、インパクトある広報啓発を工夫してほしい」と、取り組みの強化を呼びかけました。