大分市の寺で、初夏の訪れを告げる珍しい花が満開となっていて、訪れた人たちの目を楽しませています。

建物の3階ほどに及ぶジャカランダの木。世界三大花木のひとつにも数えられています。

大分市勢家町にある、威徳寺の境内には南米原産のジャカランダの木が植えられていて、いま満開を迎えています。およそ40年前に前の住職が珍しい花を多くの人に楽しんでもらおうと、境内に植えたもので、今年は例年より5日ほど早く5月末から花が咲き始めました。

花は釣鐘のような形をしていて、薄紫色の花を房状に咲かせます。訪れた人たちは気品ある薄い青紫色の花を楽しんでいました。

(見学に来た人)「ジャカランダの木っていうのは初めてみるんですね。素晴らしくてね。本当感動しました。今日は本当に来て良かったと思います」

寺によりますと、ジャカランダの花の見頃は、今週いっぱいがピークだということです。