5月の大分県内の景気動向について、日本銀行大分支店は「緩やかに回復している」として、8か月連続で判断を据え置きました。
日銀大分支店は経済指標や、企業へのヒアリングをもとに5月の景気動向を発表しました。
それによりますと、総括判断は「緩やかに回復している」として、8か月連続で据え置きました。需要や生産などに関する主要8項目もすべて判断を変えませんでした。
個人消費については「ドラッグストアやコンビニなどの販売額が高い水準で推移し、大型連休の人出も戻った」としています。また、雇用者所得については「人手の確保などを目的とした賃上げの動きを背景に改善傾向が続く」とみています。
日銀大分支店は「海外経済やエネルギー・原材料価格の動向は不確実性が高く、家計や企業に与える影響に注視が必要」としています。