大分大学で29日開かれた災害支援の講習会にスーパーボランティアの尾畠春夫さんが駆けつけ、学生と意見を交わしました。

大分大学では、災害復旧を支援する学生ボランティアの育成を目的に講習会を実施していて、29日はスーパーボランティアの尾畠春夫さんが会場を訪れました。

参加した学生は尾畠さんが土のう袋を作る実技指導の動画を通して、災害ボランティアの心構えを学びました。このあと、尾畠さんとの質疑応答の場が設けられ、学生はボランティア活動で大切なことなどを質問しました。

(学生)「こういうことに気を付けて入るようにしているとか、そういうことがあったら教えていただきたい」

(尾畠春夫さん)「現場に入ったらこうして頭を下げる。私はこれを必ずやるんです、どこにいっても。最初が一番大事です。本当です」

大分大学ではこうした講習会を通して、災害支援について理解を深めてもらい、今後の被災地での活動につなげたいとしています。