中学3年生を対象にした公営塾が2024年度から、大分県国東市のすべての中学校で始まり、29日開塾式が行われました。

国東市では2022年度から中学校で放課後学習塾を実施していて、今年度はおよそ3500万円をかけて市内全ての4校に設置されます。

このうち、国見中学校では29日、3年生17人が出席して開塾式が行われ、生徒を代表して衣笠凛太朗さんが「苦手科目をしっかり勉強し高校受験に臨みたい」と決意を述べました。

式の後は学力テストが行われました。塾では民間学習塾の講師が週1回数学と英語の個別指導を行います。

(生徒)「ちゃんと塾に行って、先生の話を聞いた方が自分の為になると思った」「数学が苦手だから、苦手なところを意識して確実にできるように頑張りたい」

国東市では残りの3校でも今後、開塾式が予定されていて、来年2月まで学習指導が行われます