漫画やアニメで絶大な人気を誇る「進撃の巨人」を活用し、観光の推進に取り組んでいる大分県日田市。作者、諌山創さんの地元で、作品の後押しで日田の魅力を全国に発信してきたこれまでの歩みと、最新の取り組みを取材しました。
経済効果は3年間累計で55億円
週末のJR日田駅前。「進撃の巨人」に登場する人気キャラクターの銅像を写真に収めようと全国からやってきたたくさんのファンの姿がありました。

(ファン)「東京から来ました。めっちゃかっこいいです」「長崎から来ました。進撃の巨人の聖地巡礼です」
国内外のコミック累計発行部数1億4000万部を誇る大人気作品「進撃の巨人」。作者の諫山創さんのふるさと、日田市では、地元の有志が3年前に立ち上げた協議会が中心となり、この作品とコラボした観光推進に取り組んでいます。
市によりますと、進撃の巨人による経済効果は順調に推移し、3年間の累計で55億円にのぼるということです。
(ファン)「これから全部の進撃スポットを巡ります」