外国人女性を名乗る人物とSNSでやり取りを重ね、金の購入を持ちかけられた大分県別府市の60代の男性が3月から4月にかけて、およそ1500万円をだまし取られました。
警察によりますと、別府市内に住む60代の男性は、去年12月、自分が投稿したSNSを通じて、外国人女性を名乗る人物と知り合いました。その後、メッセージのやり取りを重ねてSNS上で親密な関係になったところ、「儲けることができる」とこの人物から金の購入を持ちかけられました。
信用した男性は3月から4月にかけ、金の購入代金として指定された口座にネット送金で19回、合わせておよそ1485万円を振り込み、だまし取られました。
金融機関からの情報提供を受けた警察が26日、男性と話をしたところ詐欺と判明しました。
警察はSNSで知り合った相手から勧められる投資話は詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。