アユ漁のシーズンを前に、大分県宇佐市の駅館川では、地元の漁協がアユの稚魚3万5000匹を放流しました。

宇佐市の駅館川漁業協同組合では毎年この時期にアユの稚魚を放流しています。22日は中流部にあたる院内町の河川敷に漁協の関係者ら、およそ30人がアユの稚魚を川に流しました。

22日放流したのは8センチから10センチほどに育った稚魚3万5000匹で、アユ漁が始まる頃には15センチほどに成長するということです。

(駅館川漁業協同組合・酒井秀明組合長)「皆さんのために獲ってもらおうと思って、稚魚を放流しています。大体7月ころから獲れますので大きくなってほしい」

駅館川のアユ漁の解禁は7月1日で、資源の保護に向けて、4月26日には上流部での稚アユの放流を予定しています。