山田雅文県教育長が就任会見を開き、「県民に近い目線で改革を進めたい」と意気込みを語りました。

1日、就任した山田雅文県教育長は2日、初の会見を開き、教育行政への意気込みを語りました。

(山田雅文県教育長)「本県のすべての子どもたちが、未来を切り拓く力と、意欲を身につけられるよう、教育県大分の創造を進めていかなければならないと、決意を新たにしている」

山田教育長は県の福祉保健部長や、企画振興部長を歴任。教育行政に関わるのは初めてということで、「積極的に現場に足を運び県民に近い目線で改革を進めたい」と語りました。

また、教職員の働き方改革を重点課題にあげています。

(山田雅文県教育長)「教員を目指す若者がだんだん減って、採用試験の競争率も落ちているので、教職員の働き方改革という部分で、何とか解決していきたい」

一方、県教委は2日、来年度の採用試験の概要を発表しました。採用予定者数は今年度より15人多い、496人で民間企業の採用が早まっているため、試験を1か月程度早め、人材確保に努めたいとしています。