女性目線で平和を考えようと、新たな市民団体が立ち上がることになりました。

大分県内の自衛隊施設で、弾薬庫やミサイル連隊の新設が進められるなか、新たに設立されるのは県内の市議会議員や、弁護士ら13人でつくる「平和をもとめ軍拡をゆるさない女たちの会おおいた」です。

法政大学名誉教授で前総長の田中優子さんが女性目線で、政治や平和を考える会を東京で立ち上げたことがきっかけとなりました。

20日開かれた会見では県内の陸上自衛隊施設で、大型弾薬庫やミサイル連隊の新設が進む現状などに触れ、「軍拡より生活」といった理念を主張しました。

(平和をもとめ軍拡をゆるさない女たちの会おおいた・宇都宮陽子さん)「私たちは、1人の女性として、1人の母親として、女たちの会を立ち上げて、私たちの声で平和を求めていきたい」

会が設立される4月13日には田中優子さんを招いて、戦争とジェンダーをテーマにした、講演会の開催を予定しています。