大分県立看護科学大学の卒業式が18日行われ、コロナ禍を経験した学生たちが新たな道への第一歩を踏み出しました。
県立看護科学大学では、学部生と大学院生合わせて100人余りが18日、卒業の日を迎えました。式では3月で退任する村嶋幸代学長が、学生1人1人に卒業証書を手渡し、激励の言葉や、12年間の感謝の気持ちを述べました。
(県立看護科学大学・村嶋幸代学長)「一緒に巣立つ仲間は大きな財産です。社会に出ても助け合ってください」
また、学部生を代表して後藤璃帆さんが「培った知識や技術、多様な経験を社会に還元したい」と決意を新たにしました。
(学生)「人として、色々成長できたことがたくさんあったので、入学してよかった」「うれしい卒業できてうれしい」「就職で、初めて県外に行くので、親から少し寂しいと言われた」「1人1人にあった看護をできるような看護師になりたい」
県立看護科学大学では、ほとんどの学生がこの春から県の内外の医療機関に就職し新たな道へ第一歩を踏み出します。