国際会議への参加を通して核兵器廃絶の訴えを世界に届けるナガサキ・ユース代表団の第12期生の任命式が行われました。

第12期生に選ばれたのは長崎大学などの学生8人です。ナガサキ・ユース代表団は県と長崎市、長崎大学が核なき世界の実現に向けて活動する若者を育てようと2013年から毎年募集し、国際会議などに参加して被爆地・長崎の声を世界に届けています。

任命式では第12期生のメンバーが抱負を述べました。
長崎大学大学院教育学研究科 平林千奈満さん(1年生)「今年1年間より多く学び、新たに学んだことを踏まえて自分なりの言葉で被爆地長崎から様々なことを発信していきたい」
長崎大学工学部 福浦知葉さん(1年生)「被爆地長崎であるからこそ、聞ける話もたくさんあると思いますので、そういった生の声を全国に発信していきたいと考えております」

第12期生は来年7月、スイスのジュネーブで開かれるNPT再検討会議第2回準備委員会に参加することになっています。