市民から預かっていたマイナンバーカードを使ってマイナポイントを不正に取得していた佐世保市役所の職員が懲戒免職処分となりました。

懲戒免職となったのはマイナンバーカード申請を受け付けている佐世保市戸籍住民窓口課の24歳の女性職員です。

佐世保市によりますと、女性職員は今年7月、申請者に渡すまでの間、市が保管していたマイナンバーカードについてパスワードを市の専用端末で不正に変更。
マイナポイント7,500円分を自分のキャッシュレスサービスに付与したということです。

今年9月、カードの持ち主がポイント申請がすでに行われていたのを不審に思い、市に相談したところ専用端末の使用履歴から女性職員の不正が発覚しました。
市の調査に対し女性職員は「生活費として使った。被害金は弁済する」と話しています。