28日、長崎市でバイクなど15台が燃えた火事の現場近くでは、1か月前にも紙の容器が燃やされるボヤが起きていたことが分かりました。

集合住宅の駐輪場で燃え上がる炎──
28日午前4時40分ごろ 長崎市で起きた火事で15台もの2輪車が全焼しました。付近の住民が撮影した映像から、止めてあったバイクや自転車、それぞれに火がついているのが分かります。
付近住人:
「爆発音みたいなパンッて音がしたんで、どうしたのかなって思ってカーテン開けたら真っ赤だったので」
「火の手が上がってて。私は怖くて見れなくて。こっち(アパート)に(燃え)移ったらどうしよう とか思いましたね」


現場となったアパートの敷地内では、先月27日から28日にかけての夜間に、飲食店の紙の容器が焼かれているのが見つかっていて、不安を感じた住人は警察に相談したということです。
付近住人:
「バイクとかで、パンクとか色々されていたんですけど、放火されたのは これが始めて(かもしれない)」
住人によると、今年8月頃からバイクのシートが切られたりパンクさせられたりしていたということです。
警察は今回の火事について放火の可能性も視野に捜査し、周辺のパトロールを強化しています。