長崎県は、11月6日から12日までの感染症発生動向調査の速報を発表しました。

インフルエンザは前週に比べ73人増加し1,262人

長崎県によりますと、11月12日までの一週間に、県内70の医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より73人増え、1,262人となりました。

1医療機関あたりの報告数は18.03で、前週に引き続き、注意報の目安である「10」を上回っています。定点あたりの報告数の多い保健所は、
・長崎保健所…27.88
・佐世保保健所…22.36
・県北保健所…21.00 となっています。

佐世保地区では前週の35.18よりは減少したものの、終息基準値の10.00を下回っておらず、4週続けて「警報レベル」となっています。

県は、場面に応じたマスク着用や、手洗い、換気など基本的な対策を呼びかけています。

新型コロナは9週連続で減少

新型コロナウイルス感染症は、70の医療機関から72人の報告があり、前週に比べ23人減少しました。
定点当たりの報告数は1.03で、前週に比べ0.33減少しています。