優れた放送番組などに贈られる今年の「民間放送連盟賞」で、NBCが制作した作品が優秀賞を受賞しました。

テレビ報道番組部門で優秀賞を受賞したNBC制作の「夢とアブラ」は、1968年に発覚した「カネミ油症事件」を題材にしたドキュメンタリーで、原因企業の「カネミ倉庫」を初めてカメラ取材しました。
また、被害者自身もタブー視してきた『次世代被害』も取り上げました。

審査では「健康被害は次世代にも引き継がれる恐れがあるという問題を、生の “言葉”と “姿”を通じて突きつける。
長く続く重い問題に腰を据えて向き合った真摯な作品」と評価されました。

表彰式は7日東京都内のホテルで開かれ、制作した古川恵子記者に記念の盾が贈られました。