61回目となる長崎県の水産加工品品評会が、2日長崎市で開かれ、2023年の農林水産大臣賞が決まりました。

今年は ねり製品や、干物、煮干しなど合わせて224点が出品されました。
品評会は、水産加工品の品質や製造技術の向上などを目的に毎年、長崎県が開いていて、2日は漁協や大学、小売関係者など26人の審査員が“味や見た目”“食べやすさの工夫”“購買意欲をかきたてられるか”といった基準で審査しました。

今年は32点が入賞し、長崎井上の『ゆずは柚子入り伊達巻』と活魚料理 小安丸の『海鮮丼』が最高賞の農林水産大臣賞に選ばれました。

長崎市の木村蒲鉾の『フィッシュナゲット』はケチャップで食べるのもおすすめだという商品です。
審査員(大学関係者):
「かまぼこなんですけれど、ケチャップをつけて食べるので、ちょっとナゲットっぽくて、若い人にもウケる感じで。うん、斬新です、おいしいです」
早田紀子アナウンサー:
「こちらは通常、食用には適さないとされる “ガンガゼ” を使った即席みそ汁のもとです」

壱岐市のシーガルインの「満天ウニみそしる」は、ガンガゼを紫ウニなどと変わらない味に仕立ててみそと合わせたもので、お湯を注ぐだけで高級感あるみそ汁が出来上がります。

早田記者:「ウニの風味が!濃厚でコクのあるみそ汁になってますね」