都大路への切符をかけた高校駅伝長崎県大会が2日行われ、女子は諫早が5連覇、男子は鎮西学院が3年ぶりの優勝を果たしました。

21校が出場した女子。5区間21キロを競います。

1区は長崎女子が去年の都大路を経験した諫早の岩本キャプテンをおさえ、1位でタスキをつなげます。

しかし、このあとは5連覇を目指す諫早が意地を見せます。

3,000メートル9分台の選手が揃っている諫早は2区でトップを奪い返すと、そのまま首位をキープし続け、29回目の優勝を果たしました。

1位 諫早:1時間12分22秒
2位 長崎商業:1時間17分36秒
3位 鎮西学院:1時間18分7秒

優勝した諫早は、メンバー1人1人がチームを引っ張る意識で日頃の練習に励んできました。

諫早高校 5区 糸瀬陽菜さん(2年生):
「全員が1区のあと必死にくらいついていったので、悔いはあるかもしれないけど、すごく達成感はあります。
都大路8位入賞を目標にして、けが無く臨めるように準備していきたいと思います」

一方、男子は連覇を目指す瓊浦と、3年ぶりの優勝を目指す鎮西学院を軸に30校が出場しました。

飛び出したのは鎮西学院。
1区の時点で2位の大村工業に40秒近くの差をつけます。

夏のインターハイや国体を経験した実力者が揃う鎮西学院。

その後もじわじわと差を広げ、完全な独走状態に入ります。

ライバルの瓊浦を最後まで寄せ付けなかった鎮西学院が最後は5分以上の差をつけ3年ぶりの優勝を果たしました。

1位 鎮西学院:2時間9分51秒
2位 瓊浦:2時間15分18秒
3位 創成館:2時間17分13秒

鎮西学院 7区 木戸珀斗さん(3年生):
「3年間一度も行くことができなかったので、今年こそはと思ってしっかり切符を取ることができたので良かったと思います。出来るだけ上位に食い込めるような走りをしたいと思っています」

諫早と鎮西学院の2校は来月24日に京都で行われる全国大会へに出場します。